シンギュラリティって何ですか?よく「2045年問題」とセットで聞くのですが...
シンギュラリティとは技術的特異点のことです。AIが人間の知能を超え、自己改良を繰り返して爆発的に進化する転換点を指します。レイ・カーツワイルが2045年に到来すると予測したことから「2045年問題」とも呼ばれます。
弱いAI(現在) ── 特定タスクのみ処理
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AGI(汎用人工知能) ── 人間並みの知能
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ASI(人工超知能) ── 人間を超える知能
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シンギュラリティ ── AIが自分より賢いAIを作り、さらに賢いAIを作る...
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人間には予測不能な未来へ
| 人物 | 主張 |
|---|---|
| レイ・カーツワイル | 2045年にシンギュラリティが到来すると予測 |
| ヴァーナー・ヴィンジ | 「技術的特異点」という概念を提唱(1993年) |
シンギュラリティが来たら、良いことなんですか?悪いことなんですか?
これには楽観派と悲観派の2つの見方があります。試験では両方の主張を押さえておきましょう。
病気の克服、貧困解消など人類の問題を解決できるとする立場
人間がAIに支配される、制御不能になる危険性を指摘する立場
なぜ「2045年」という具体的な年が出てくるのですか?根拠はあるのですか?
カーツワイルの予測はムーアの法則と、それを一般化した収穫加速の法則に基づいています。技術の進歩が指数関数的に加速するという考え方ですね。
ゴードン・ムーア(インテル共同創業者)が1965年に提唱。
「半導体チップの性能は約1.5年で2倍になる」
コンピュータの処理能力が指数関数的に向上してきた経験則。
カーツワイルが提唱。ムーアの法則を一般化した考え方。
「技術の進歩は直線的ではなく、指数関数的に加速する」
半導体だけでなく、あらゆる技術分野に当てはまるとする法則。
| 時代 | 進化の速度 |
|---|---|
| 農業革命 | 数千年 |
| 産業革命 | 数百年 |
| IT革命 | 数十年 |
| AI革命 | 数年? |
ムーアの法則(半導体の進化)
↓ 一般化
収穫加速の法則(技術全般の加速)
↓ この法則に基づく予測
2045年問題(シンギュラリティ到来)